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Webで使えるキャッチコピーを考える(第3回)

今回は、Webで使えるキャッチコピーとして、続きが気になる文章というものです。



続きが気になる文章とは?

一番、分かりやすいのはクイズ形式のキャッチコピーです。例えば、

「○○とかけて、□□と解く。その心は…」

のようなキャッチコピーがあれば、これを見た人は答えが気になるので、思わずクリックしてしまうと言うものです。

他にも、

「1万から始めた投資。1年後には、なんと!衝撃の展開が!」

「成功者の秘密がこの先に!」

なんてのも、この分類になるでしょうか?


テレビなどで、CMまたぎに使われる手法に似ていますね。



このキャッチコピーは使用する場所を慎重に

さて、このキャッチコピーの使いどころは慎重に考える必要があります。なぜなら、キャッチコピーが気になってクリックしても、本来注目して欲しいサービスなどに関心があるわけではないので、クリック率は高くなるものの、コンバージョンには繋がらない可能性が高いからです。


以前、マージャンで「あなたなら、どれを切る?プロの答えがここに!」みたいな画像つきのバナーがあって、答えが気になったのでクリックしました。ところが、クリックした先のページには答えはなく、オンライン麻雀ゲームのサイトでした。もちろん、すぐに「戻る」をクリックして、サイトから離脱しました。仮に、ここに答えが目立つところにあったなら、もう少しサイトを見たかもしれませんが…。


この例から分かるように、クリック率が高くなるもののコンバージョンに繋がらない恐れがあります。これは、リスティング広告を出す場合には気をつけなければいけません。なぜなら、リスティング広告の多くが「クリック課金」だからです。クリックされた時点で課金されるので、顧客になる見込みの低いユーザーがクリックすることは、費用対効果を悪くしてしまいます。リスティング広告に使うキャッチコピーは、できるだけ具体的なものにしたほうがよいでしょう。



次回

その他のキャッチコピーに関しての紹介をする予定です。




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松田ITサポート室 室長

中小企業診断士・松田充敏
中小企業診断士
まつだ みつとし
松田 充敏

こんにちは。IT・Web技術者&中小企業診断士の松田です。神奈川(横浜)を中心に活動中です。

中小企業様向けのホームページやIT活用のためのコンサルティング、Web関係のアプリケーション製作、セミナー講師などを行っています。

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