松田ITサポート室 > MITS便り > コラム > Webで使えるキャッチコピーを考える(第3回)
Webで使えるキャッチコピーを考える(第3回)
2010年11月24日
今回は、Webで使えるキャッチコピーとして、続きが気になる文章というものです。
続きが気になる文章とは?
一番、分かりやすいのはクイズ形式のキャッチコピーです。例えば、
「○○とかけて、□□と解く。その心は…」
のようなキャッチコピーがあれば、これを見た人は答えが気になるので、思わずクリックしてしまうと言うものです。
他にも、
「1万から始めた投資。1年後には、なんと!衝撃の展開が!」
「成功者の秘密がこの先に!」
なんてのも、この分類になるでしょうか?
テレビなどで、CMまたぎに使われる手法に似ていますね。
このキャッチコピーは使用する場所を慎重に
さて、このキャッチコピーの使いどころは慎重に考える必要があります。なぜなら、キャッチコピーが気になってクリックしても、本来注目して欲しいサービスなどに関心があるわけではないので、クリック率は高くなるものの、コンバージョンには繋がらない可能性が高いからです。
以前、マージャンで「あなたなら、どれを切る?プロの答えがここに!」みたいな画像つきのバナーがあって、答えが気になったのでクリックしました。ところが、クリックした先のページには答えはなく、オンライン麻雀ゲームのサイトでした。もちろん、すぐに「戻る」をクリックして、サイトから離脱しました。仮に、ここに答えが目立つところにあったなら、もう少しサイトを見たかもしれませんが…。
この例から分かるように、クリック率が高くなるもののコンバージョンに繋がらない恐れがあります。これは、リスティング広告を出す場合には気をつけなければいけません。なぜなら、リスティング広告の多くが「クリック課金」だからです。クリックされた時点で課金されるので、顧客になる見込みの低いユーザーがクリックすることは、費用対効果を悪くしてしまいます。リスティング広告に使うキャッチコピーは、できるだけ具体的なものにしたほうがよいでしょう。
次回
その他のキャッチコピーに関しての紹介をする予定です。
最近のコラム
2010年11月29日 | コラム | Webで使えるキャッチコピーを考える(最終回) |
2010年11月24日 | コラム | Webで使えるキャッチコピーを考える(第3回) |
2010年11月19日 | コラム | Webで使えるキャッチコピーを考える(第2回) |
2010年11月14日 | コラム | Webで使えるキャッチコピーを考える(第1回) |
2010年11月8日 | コラム | SEOの初歩の初歩(最終回) |
「Webで使えるキャッチコピーを考える(第2回)」
「Webで使えるキャッチコピーを考える(最終回)」