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SEOの初歩の初歩(第5回)

内部対策

前回のコラムでも説明しましたが、内部対策とは、「自身のサイトを修正し、検索サイトからの評価を高める」ための対策です。主に、検索サイトに「このサイトはキーワード○○のことを書いていますよ」ということを伝えるための対策を行うことになります。

具体的には、次のような事に取り組むことになります。


キーワードを文章に書く

キーワードが含まれるように文章を作成していきます。第2回でも解説したように、タイトルや見出しにキーワードが含まれているほうが重要視されますので、このことを意識した文章作成をすることになります。


サイト内のページ数を増やす

サイトの中のページ数を増やします。1ページしかないサイトよりも、たくさんのページを持っているサイトのほうがSEOには有利になります。このとき、第2回でも解説したアンカーテキストも意識するようにします。

また、検索サイトは、リンクを辿ってページをどんどんチェックしていきます。そこで、追加したページは必ずリンクされているようにする必要があります。可能であれば、サイトマップを用意しておくことで、検索サイトが隅々まで見ていくことのできるサイトになります。


その他

その他、画像リンクのalt(画像の説明文)の見直し、HTML、CSSのコーディングの修正などがあります。このあたりになると専門的になるので、今回のコラムでは説明を省略します。



内部対策のコツ

内部対策のコツですが、

  • 1ページに1テーマ
  • 文章での説明も書く
  • 関連するページへのリンクを適切に置く

といったことが挙げられると思います。つまり、一つのページに複数のことを書くのではなく、テーマを決めてそのことを書くようにします。その上で説明を詳しく書くようにします。こうすることで、必然的に決めたテーマに関する内容になるので、検索サイトにテーマを伝えやすくなります。

ちなみに、ここで挙げたポイントはSEOに限りません。ページの趣旨が明確で、説明も詳しく、関連するページをすぐ見れるということは、利用者にとっても使いやすい、すなわちユーザビリティが良いことになりますので、実践するようにします。



サイトのテーマの確認方法

このように作成したサイトが、ちゃんと思い通りのキーワードで検索サイトに認識されているかを確認するには、Googleウェブマスターツールを利用します。

Webマスターツールには、「キーワード」という項目があり、ここを見ることで、現在のサイトのテーマ(どのキーワードが重要と判断されているか)を確認することができます。




次回

次回は、外部対策についてコラムにする予定です。




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松田ITサポート室 室長

中小企業診断士・松田充敏
中小企業診断士
まつだ みつとし
松田 充敏

こんにちは。IT・Web技術者&中小企業診断士の松田です。神奈川(横浜)を中心に活動中です。

中小企業様向けのホームページやIT活用のためのコンサルティング、Web関係のアプリケーション製作、セミナー講師などを行っています。

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