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インターネットってなんだ?(第4回)
2010年9月20日
メールの仕組みは私書箱
メールは多くの方が利用されていると思います。今回はそんな電子メールの仕組みを解説します。
電子メールの仕組みを理解するに際して、必要なものが2つあります。
メール受信サーバ
メールを受信し、受け取ったメールを保管しているサーバです。実際の世界での私書箱と一緒だと思ってもらえるといいです。送ったメールはこのメール受信サーバに届きます。
PCからメールを利用する利用者はこの受信サーバに定期的にアクセスして、新着メールがないかどうかを確認することになります。携帯電話のメールも基本的に同じ仕組みですが、受信サーバにメールが届いた際に、携帯電話にそのメールを届けるので、メールが届くたびに、携帯電話に送られてきます。
メール送信サーバ
メールを送信するためのサーバです。このサーバにメールに必要な情報を送ると、あて先の受信メールサーバにメールを届けてくれます。メールソフトで「送信」ボタンを押した場合、この送信サーバに対して情報を送っていることになります。(PCにあるメールソフトが、相手のサーバに届けているわけではありません)
メールソフトの設定
上記の仕組みが分かると、これまで言われたとおりに書いていたメールソフトの設定の意味が分かってきます。
・電子メールアドレス
メールアドレスです。受信サーバに登録されています。
・パスワード
受信サーバに、自分宛のメールがないかをチェックする際に必要なパスワードです。
・受信メールサーバ、POPサーバ、IMAPサーバ
受信サーバのアドレス(ドメイン名)です。受信メールサーバとアドレス、パスワードが正しく設定できれば、とりあえずメールの受信はできるようになるはずです。
・送信サーバ、SMTPサーバ
送信サーバのアドレス(ドメイン名)です。この設定が正しくできていればメールの送信ができるようになります。
まとめと次回
今回は、メールの仕組みについて簡単な解説をしました。今回の説明の中で挙げたメールの送信/受信サーバは、プロバイダが持っています。そのため、プロバイダと契約をするとメールアドレスがもらえ、利用できるようになります。
次回は、Webページの閲覧の仕組みを解説したいと思います。
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