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ホームページ制作のプロセス(第6回)
2010年7月21日
第6回はホームページを作成した後のお話です。
何もしなければ、誰も来ません。ちゃんとユーザーがこのサイトにたどり着けるようにしなくてはいけません。
検索サイトにインデックされる
インデックスとは、検索サイトが検索するときに使うデータベースに、そのサイトを追加することです。検索エンジンは、このデータベースの中からページを探しますので、ここに登録されていないと、検索結果に表示されることは絶対にありません。
インデックスされるには、大きく2つの方法があります。
- 検索サイトに直接サイトを登録する
- 既にインデックスされている他のサイトからリンクを貼ってもらう
1. は google や Yahoo! に直接自分でサイトを登録する方法です。この方法では確実にインデックスされます。ただし、サイト内容の評価(クロール)されるのは先になるので、すぐに検索結果に表示されるようになるとは限りません。
方法は、以下を参考にしてください。
- Googleへの登録
- Yahoo!への登録(こちらのページから「検索エンジン(クローラー)への巡回リクエスト」をクリック)
2. は「検索エンジンはリンクを辿って新しいサイト」を見つけるという性質を使って、インデックスしてもらうという方法です。リンクしてもらうサイトが頻繁に更新されているサイトならすぐにインデックスしてもらえますが、そうじゃない場合もありますので、1. も行っておいたほうが確実だと思います。
アクセス分析できるようにしておく
もうひとつ大事なこととして、アクセス分析をできるようにしておきます。検索サイトにインデックスされても、希望のキーワードで上位に表示されるとは限りません(と言うより、何もしなければ上位表示されません)。ですので、今後の運営ではいろいろな対策を継続的に実施していく必要があるのですが、その際に「現状把握」ができないのは致命的です。ですので、アクセス分析をできるようにしておきましょう。
アクセス分析用のソフトウェアはいろいろあるので、ご自身にあったものを選んでもらえれば良いと思いますが、私のお勧めは「Webマーケティングの視点に特化した」Google Analytics です。
加えて、サイトの管理者として、検索エンジンへの登録状況や検索ワードの確認ができる
にもサイトを登録しておきましょう。
実際の広報媒体でもアピールする
上記のことをやっておけば、とりあえず検索エンジンにインデックスされ、現状把握もできるようになるので、今後、いろいろと(技術的な)対策を講じていく準備ができたと言えます。しかし、これで万全ではありません。日々の改善が大事です。むしろ日々の改善のほうが制作よりも重要で大変になります。以前のコラム「ホームページの良し悪し」でも述べていますが、今後、詳しくコラムにしたいと思っています。
ただ、すぐにできるし、最初にやっておくべきことがあります。それは、実際の広報媒体にもホームページのURLを載せ、アクセスしてもらうようにすることです。具体的には、
- 名刺
- メールの署名
- カタログ・パンフレット など
です。お客様の目に留まるものには必ず書くようにしましょう。アクセスアップというとSEOと思われるかもしれませんが、実際にはこうしたメディアからのアクセスが多いのも事実です。すぐに出来ることなので、確実にやっておきましょう。
次回
「ホームページ制作のプロセス」に関してのまとめを行う予定です。
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