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ホームページ制作のプロセス(第4回)

今回はコンテンツの準備です。


どのようなページを作るかは基本設計で決まっていますので、各ページの具体的な内容を決めていくことになります。

※実際には、製作段階でイメージが変わったりしますので、制作とコンテンツの準備は繰り返されることになりますが、外部に依頼するなら、最初からしっかりと決めておいたほうが制作までのプロセスは効率化されます。



詳しく書こう

コンテンツの準備は大変です。文章を考えたり、図や表を作ったり、写真を撮ったり…。ついつい、イメージ写真と簡単な説明文で済ましてしまいがちです。

ですが、これでは効果のあるホームページにはなりません。


お客様と電話や対面でお話をするなら、口頭で補足ができるので、資料の情報が少なくても伝えたいことを伝えることができます。

ところが、ホームページの場合にはそうはいきません。補足はできないのです。つまり、サイトの中で必要な情報を全て伝える必用があります。

ですので、ホームページでは、伝えたい情報は全て書くようにする必用があります。お客様の声やよくある質問なども用意し、ホームページで伝えたいことを全て伝えましょう。書きすぎて悪いことはありません。


また、詳しく書くことはSEOの面でも必要です。詳しく書こうとすると、必ず伝えたい内容に関連した「キーワード」が文章に含まれてきます。そうすることで、自ずと検索サイトに引っかかりやすくなるわけです。


繰り返しますが、ホームページでは、とにかく伝えたいことは全部書きましょう。

(言うのは簡単ですが、実践はかなり難しいです。)



分かりやすくしよう

どんなに詳しく書いてあっても、文章がひたすら並んでいては読んでもらえません。そこで、分かりやすくページを作る必用があります。

具体的な方法としては、


・キャッチコピーや見出しをつける

キャッチコピーや見出しを効果的に打つことによって、閲覧者が斜め読みをしやすくなります(Webユーザが情報を探すときは、ほとんどが斜め読みです)。キャッチコピーや見出しがあることで、スクロールさせながら目に留まった所から読んでくれる可能性が高まります。

また、文章が詰まっていると読みにくいので、段落ごとに改行を入れたりするのもひとつの方法です。

 

・写真や図表を入れる

写真や図表を入れるのも効果的です。やはり文章に比べて目に留まりやすいからです。百聞は一見にしかずじゃないですが、どんな文章よりも1枚の写真のほうが分かりやすいことも多々ありますよね?

 


次回

次回は制作のお話です。



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松田ITサポート室 室長

中小企業診断士・松田充敏
中小企業診断士
まつだ みつとし
松田 充敏

こんにちは。IT・Web技術者&中小企業診断士の松田です。神奈川(横浜)を中心に活動中です。

中小企業様向けのホームページやIT活用のためのコンサルティング、Web関係のアプリケーション製作、セミナー講師などを行っています。

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