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ホームページ制作のプロセス(第1回)
2010年7月5日
コラムの第3弾として、中小企業の方や、個人事業者の方がホームページを制作する場合のプロセスについて書いてみたいと思います。
これから、ホームページを作ってみたい方など、是非参考にしてください。
ホームページ作成までの全体プロセス
ホームページを作りたいという方は、「ホームページの作成方法」などが書いてあるWebページや書籍を参考にして、作成をするかと思いますが、方法だけを知っていても効果のあるホームページにはなりません。
そこで、まずは全体のプロセスを押さえて、何をしなくてはいけないのかを整理したいと思います。
なお、各項目の詳細は、今後のコラムで押さえていきたいと思います。
1.基本設計
まずは、ホームページ作成に必要な基本的なことを抑えます。具体的には、次のような項目になります。
・サイトの目的、狙い(誰に、何を、どうやって伝えて、アクセスしたユーザーに何をしてほしいのか?)
・ページ構成(ユーザーに伝えたいことを伝えるためのストーリー性を持った構成)
・ドメイン名およびレンタルサーバ
・制作方法(自作するのか? 業者に委託するのか?)
2.コンテンツの準備
基本的な設計ができたら、次は実際にホームページに載せるコンテンツを準備します。
・キャッチコピー
・文章
・写真、イラストなど
・全体のデザインイメージ
3.ページの制作
コンテンツの準備が整ったら、実際の制作(コーディング)になります。
あまりに意識しすぎるのはよくありませんが、SEOを考えたコーディングを心がける必要があります。
なお、よくホームページで、まだコンテンツの出来ていないページに「準備中!!」などとしてあるページがありますが、こういうページはできるだけ作らないようにする必要があります。
ご自身の経験に当てはめてもらえば分かると思いますが、クリックしたユーザーからすると、結構いらっとします。
4.外部にむけての対策
ホームページを新しく作っても、誰からもリンクされていない状態だとアクセスもないし、検索結果にも載りません。
そこで、
・検索エンジンへのサイト登録
・外部リンクの確保
といったことが必要になります。
直接、ホームページの話ではありませんが、名刺やパンフレット、メールの署名などに新しく作ったHPのURLを記載するといったことも必要です。
5.動作確認
出来上がったホームページは、必ず動作確認をしましょう。
特に、お問い合わせフォームの動作や、リンク切れのチェックは、ユーザーに不快感を与える要因になるので、ちゃんとチェックをします。
また、検索エンジンへの登録、外部リンクに正しく表示されているか?など、自分のサイト以外の関連する部分もチェックをすることが大事になります。
以上のプロセスで、ホームページは出来上がりますが、ホームページは日々改善することが重要です。
改善点を見出すためのポイントは、以前のコラム「ホームページの良し悪し」にまとめていますので、こちらも参考にしてください。
とは言え、まずは作ってみること
ホームページの制作プロセスを考えることは重要ですが、それ以上に「まず作ってみる」ということが大事です。
言っていることが矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、ホームページは作った後でも、いくらでも修正ができます。
まずは、とにかく作ってみましょう!
次回以降
それぞれのプロセスについて、詳細をまとめていきたいと思います。
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