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ホームページの良し悪し(第4回)
2010年6月4日
サイトへ誘導するような仕組みが出来ているか?
ホームページの良し悪しを見る第1のポイントは「サイトへ誘導するような仕組みが出来ているか?」ということです。
具体的には、「外部サイトでの表示回数 × クリック率」として考えると分かりやすいと思います。すなわち、外部サイトに多く表示され、なおかつ表示されたリンクが多くクリックされているかどうかがポイントになります。
※ここでは、インターネットのみを想定して、上記の式で書いていますが、実際には、DMやカタログ、名刺を見てアクセスしてくる人もいるので、この限りではありません。
外部サイトに多く表示されているか?
外部サイトに多く表示されるには、次のような項目が考えられます。
① 検索結果の上位に表示されている
② 外部リンク(他のサイトが自分のサイトへリンクを張っている)の数が多い
③ インターネット上で広告(リスティング広告)を載せている
といったところでしょうか?
①は狙いとするキーワードで実際に検索をしてみたり、各種のアクセス分析ツールなどで調べることが可能です。また、この際に使用したキーワードの利用頻度を調べるのも重要になります。いくら検索結果の上位でも、誰も調べないキーワードでは多く表示されることになりません。検索キーワードの利用頻度は、「Googleキーワードツール」などが使えると思います。
②は、GoogleやYahoo!の検索ボックスに、「link:’調べたいアドレス’」(例:「link:http://www.example.com/」)とか入れるとページにリンクしている外部ページを調べることができます。
※Googleは全ての外部リンクを表示しない仕様になっていますので、注意が必要です。
③は、ご自身の意思で出しているはずですから、状況は把握できていると思います。
クリックされているか?
リスティング広告を出している場合は、その利用データから正確なクリック率を知ることができますが、それ以外の検索結果や外部サイトからのクリック率というのは、正確には分かりません。
こんなときは、ご自身が利用者になったつもりで、検索結果などに表示されている文章を見て、クリックしたくなるかどうかを考えてみましょう。最近は少なくなってきましたが、昔のホームページには「ようこそ!○○○会社へ」みたいなタイトルが多くありました。このタイトルが検索結果の1番上に表示されていたとして、このリンクをクリックするでしょうか?
このように利用者の目線にたって、検索結果や外部サイトの文言を見ていくだけでも、いろいろと問題点が見えてくるかもしれません。
次回
訪れたユーザーを狙いとするコンテンツに導けているか?
すなわち、ランディング・ページのポイントを説明していきます。
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